代表の想い | スタジオ トミ ヒッププロテクター ピーチパンツ

代表の想い

MANAGEMENT PHILOSOPHY

「歩く」この行為がとても重要で、とても価値あるものであると私は考えます。
 
しかし現在、ほとんどの人がこの「歩く」行為自体を軽視しているように感じます。
それは、歩くこと自体を大多数の人が可能としていることや、
一般的に歩くことが当然のこととして人々の生活が回っているからに過ぎません。
歩くことを前提にした“当然”はいつまで続くのでしょう。
例えば、突然自分が歩けなくなった時、生活はどう変わるのでしょうか?

我々が着目しているのが、大腿骨近位部(足のつけね部分)の骨折。65歳以上の3人に一人が、1年に1回以上転倒事故を起こしており、その中でも大腿骨頸部の骨折事故は年間で約25万件。事故受傷1年後には、約40%が独歩不能となっていることが報告されています。(日本転倒予防学会参考)
これは介護が必要になる主な原因のひとつとしても挙げられているのです。

寝たきりになったら歩くことを諦めなければなりません。
歩くことを諦めることで、あらゆることを諦めなければならなくなる、と私は考えます。
走ること、食べること、覚えること。
その先にある家族との旅行や、日常生活からあらゆる娯楽まで、
それら全てを諦めていいのでしょうか。
ただ転んだだけで、当たり前にあった日常を手放していいのでしょうか。
その転倒による骨折は、防ぐことのできたものではないでしょうか。

これからシニアと呼ばれる世代は日常生活+αを持つべきだと考えます。我々の考えている理想的シニアはQOL(Quality of Life)を高く持つ。生活の質を高めるという考えです。そのためにはまず、“歩き続ける”ことが重要です。歩き続けるには転倒しても骨折を防ぐことが大切です。

スタジオ・トミは、“歩き続ける”ことを理念とし、常に挑戦するシニアのサポートをする企業を目指しています。

CAREER

1980年 株式会社ワコール デザイン部 入社

1990年 伊藤忠商事株式会社 契約

1994年 伊藤忠アパレル株式会社 契約

2000年 シグマックス株式会社商品開発部 契約

2004年 有限会社とみ 設立

2021年 スタジオ トミ 設立予定

松本富子 Tomko Matsumoto
Birth 1956,4,30

女性下着ブランド・ワコールにて、デザイナーとして活躍
退職後は伊藤忠商事に転職し、数々の企画を提案。さらにシグマックスにて衣料品メーカーのサポーター開発などに携わる。
数々の経験を経て2004年に独立。
ヘルパー2級・転倒予防指導士(転倒予防学会発行)など資格取得後、有限会社とみを設立。
高齢者をターゲットとした介護予防製品の開発・販売業などを請け負う事業を展開している。

また、2021年には京都にてスタジオ・トミをオープン。
「健康を守る」をテーマとし、
これからのシニアに着目した斬新なサービスを全国に発信できる場所として現在企画中

私生活においては3人の子供を育て上げる。27歳の頃に趣味で始めたボディビルで関西チャンピオンに輝き、
インストラクターとしても活躍。その経験から筋力運動をテーマとしたセミナーや講演会にも多数出演。
60歳を超えた今でも空手・ダンス・ヨガなどを嗜み、自身のボディメイクにも抜かりがない。