軽い転倒などで大腿骨近位部骨折は起こります。少しでも骨折の疑いがあれば家族や本人で判断するのではなく、
早めに医師の診察を受けることが最も大切です。
手術の種類としては以下の方法があります。
・人工骨頭置換術
折れた骨が大きくずれてしまったり離れてしまったりしたとき、時間が経過してしまったときにはプレートやピンでは骨をつなげることはむずかしくなります。そうしたときに、大腿部の先の部分の骨(骨頭)を切除し、人工骨頭という人工物に置きかえます。
また高齢者などの場合もこの治療が行われます。
・骨接合術
自分の骨を、医療用のピンやプレート、髄内釘を用いて骨折部を固定する治療法です。できるだけ自分の骨を残していく方法です。